起訴状によると、サン被告は2012~23年にニューヨーク州の幹部を務めている間、中国側の利益になるよう自身の立場を利用。22年5月に州議会議員がホークル氏と台北経済文化弁事処(領事館に相当)の代表者との会合を持ちかけた際には、中国・台湾問題に「踏み込んでほしくない」などと主張し、会合の実現を妨害した。また、中国政府関係者と州幹部らの面会を容易にするため、ビザ発行に必要な書類を無許可で発行したりした。
事件に絡み、司法省は実業家の夫(40)も資金洗浄(マネーロンダリング)などの罪で起訴した。両被告は10の罪状に問われている。
また司法省は、両被告が中国側から支払われた報酬を資金洗浄するため、ニューヨーク州やハワイ州で不動産を取得したり、イタリアの高級自動車「フェラーリ」を購入したりしていたとも指摘した。
米メディアによると、両被告は3日に逮捕された。ニューヨーク州の連邦地裁で行われた起訴内容の認否では、いずれも無罪を主張した。
同州の報道官は「不正行為の証拠」が見つかった後の23年3月、サン被告を解雇したと述べた。サン被告の不正行為を当局に報告し、捜査に協力したとしている。【ニューヨーク中村聡也】
毎日新聞 2024/9/4 12:21(最終更新 9/4 12:21)
https://mainichi.jp/articles/20240904/k00/00m/030/074000cP
引用元: ・NY州知事側近を「中国の代理人」として起訴 台湾要人との会合妨害 [蚤の市★]
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